線材は通常、熱間圧延されたコイルとして供給され、その後の伸線や加工に用いられます。線材自体も冷間圧造用途向けに製造できます。納入形態と冷間圧造用の品質要求は対立する分類ではなく、コイルの外観だけで部品への適合性は判断できません。
COLD FORMING MATERIALS
線材とCHQワイヤ:加工状態と材料選定
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1. 線材(Wire Rod)とは
2. CHQワイヤとは
CHQはCold Heading Qualityの略で、冷間圧造に向けた品質要求を指します。ここで扱う加工後のワイヤは、選定した線材に適切な伸線、焼なまし、表面処理などを施した納入状態です。工程は鋼種と部品要求によって異なり、すべての鋼種に同じ球状化焼なましや熱処理が必要とは限りません。
3. 納入状態と受入確認
| 確認項目 | 熱間圧延線材 | 加工後の冷間圧造用ワイヤ |
|---|---|---|
| 加工状態 | 鋼種、圧延・冷却状態を確認 | 伸線、焼なまし、表面処理を確認 |
| 寸法と表面 | 線材規格と注文条件に基づく | 後工程の成形に必要な条件を合意 |
| 組織と特性 | 原料組織と適合性を確認 | 鋼種に応じて硬さ、組織、成形性を指定 |
| 受入根拠 | 規格、注文、製造元の品質資料 | 技術合意、ロット追跡、合意した検査 |
4. なぜ技術確認が必要なのか
変形量、成形工程、後工程の熱処理や表面処理は材料選定に影響します。供給者と使用者は成分、組織、硬さ、表面欠陥、脱炭、潤滑皮膜、寸法を確認し、規格、図面、注文条件に基づいて受け入れます。CHQという名称は、割れや生産停止が生じないことを保証するものではありません。
5. 部品の要求から材料を選ぶ
お問い合わせには、現行鋼種、規格の版、線径と公差、部品用途、加工上の課題をご記載ください。適合性は技術検討と必要な試作で確認します。一般的なウェブ情報は、ロット検査や合意した技術仕様の代わりにはなりません。
技術参考資料(一般的な加工工程の説明であり、当社製品の性能証明ではありません):Nippon Steel · cold-heading wire rod · Nippon Steel · processing routes